【初心者にわかりやすく解説】バインディングのセッティング方法

スノーボード
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こんにちは、まあまあです。

スノーボードギアを購入して滑走したはいいけど、バインディングの設置位置や角度(アングル)が購入時のままという方も多いのではないでしょうか。

バインディングのセッティング方法は、一度覚えてしまえば簡単にできますので、滑走してみて感覚がしっくりこない場合など、現地で即時に対応することができます。

本記事では、バインディングのスタンス幅や角度の目安から取付手順までをスノボ初心者にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧下さい。

この記事を読んでわかること

・バインディングの「スタンス幅」や「角度」をつける意味がわかる
・「セットバック」を知ることができる
・バインディングの取付方法がわかる

スタンス幅やバインディングの角度(アングル)を自分の体形や運動神経、スノーボードのスペック(性能)やレベル・好みにあわせて上手に調整することで、板の性能を充分に生かすことができるので、結果としてあなたのスノーボードレベルの上達に大きく影響します。

同じ用具でも、バインディングのセッティング次第で滑走のフィーリングは大きく変わります。セッティング自体は覚えれば誰でもできますので、この機会にぜひ習得して下さい。

「バインディングのセッティング手順」

1.スタンス幅を決める
2.バインディングの角度を調整する
3.センタリングを調整する

✓この記事の信頼性
スノーボード歴25年以上の経験に基づき作成

まあまあ
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スタンス幅や角度をつける理由や特徴がわかるとわからないでは大違いですよ!

それでは、スタンス幅の目安から紹介していきましょう。

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スタンス幅

このように、スタンス幅とは左足のバインディングの中心から右足のバインディングの中心までの距離になります。

スタンス幅の目安は以下の2つ。

✓肩幅~肩幅+5cm
✓身長×0.32

まあまあ
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もうひとつは、ボードブランドが推奨する「リファレンスポジション」(基準スタンス)を示す印があるので、まずはそこにつけて試してみるのも良いでしょう。

ここで言うスタンス幅の目安はあくまで目安です。

適切なスタンス幅は、個人の体形や運動能力、スノーボードのレベルや好みによって個人差がありますので、個々で微調整しながら自分の一番しっくりくるスタンス幅を見つけて下さいね。

次に、スタンス幅が広い場合と狭い場合の特徴を紹介します。

広いスタンス

広いスタンスの特徴

・安定性が高い
・板の取り回ししやすい
・オーリーなどの板の反発を利用したトリックがしやすい

まあまあ
まあまあ

グラトリをする人やパークを利用する人向きですね。

狭いスタンス

狭いスタンスの特徴

・カービングしやすい
・エッジの切り替えが速い

まあまあ
まあまあ

カービングやフリーライドする人向きです。

バインディングの角度(アングル)

次に、バインディングの角度(アングル)を決めます。

バインディングには、その角度を決める「ディスクプレート」がありますので、それで3度刻みで調整することができます。

先に説明したスタンス幅と同様、バインディングの角度(アングル)についても、個人の体形や運動能力、スノーボードのレベルや好みによってフィーリングには個人差はあります。

以下のスタイル別の推奨角度(アングル)を参考にしてみて下さい。

・フリースタイル(左足:15~21度、右足:3~-6度)

まあまあ
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初心者の方は、まずこの設定で試してみて下さい。

・ジブ、グラトリ、パークライディング(左足:9~15度、右足:0~12度)

まあまあ
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バインディングの角度が両足とも外側を向いてガニ股になるので「ダックスタンス」と呼ばれていますよね。

・カービング(左足:24~36度、右足:6~24度)

センタリング

バインディングの角度が決まったら、センタリングのチェックをします。

実際に、バインディングにブーツをはめ込んでみて、ブーツがボードの中心になるように調整します。

ブーツのつま先側とかかと側のはみ出している角度が同じ位、または2cm位のはみ出しであれば問題ありません。

バインディングのつけ方【取付手順】

最後にバインディングを取り付ける手順と注意点を紹介していきます。

セッティングを決める

まずは、自分のしたいセッティングを決めます。

✓セットバック有無
✓スタンス幅
✓角度(アングル)

セットバックの有無を確認する

自身のしたいセッティングが決まったら、ボード自体の「セットバックの有無」を確認してください。

板の構造がディレクショナル(テールよりノーズが長い)の場合は、インサートホールが中心ではなく、はじめからテールよりに設置されていることが多い。

「セットバック」とは

セットバックとは、バインディングの取り付け位置を、ボードの中心からテール側に取り付けることです。

・セットバックなしは、ジブ・グラトリ・パーク向き
・セットバックありは、カービング・フリーライド・パウダーラン向き

まあまあ
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板のスペック(性能)をよく理解したうえでスタイルにあわせたセッティングをしましょう!

「インサートホール」とは

インサートホールとは、バインディングを止める穴のことです。

・種類は4種類:スタンダードな「2×4」「4×4」とバートン独自の「3D」「Channel」になります。

スタンス幅を測る

次に、ボードのうえにバインディングを仮置きして、左足のディスクプレートの真ん中から右足のディスクプレートの真ん中で希望のスタンス幅になるように調整していきます。

スタンス幅の調整が終わったら、ディスクプレートの真ん中からノーズとテールの先端までの長さを測ります。

長さが同一であれば「セットバックなし」。ノーズの方が何cmか長くなれば、その何cmが「セットバック」となります。

角度(アングル)を調整する

バインディングの設置位置が決まったら、角度(アングル)を調整します。

ディスクプレートに角度が記載されていますので、設定したい角度をベースプレートの▼マークにあわせます。角度は3度刻みで設定できます。

センタリングの確認

最後に、バインディングにブーツをはめ込んで、ブーツがボードの中心になるように調整します。

ブーツのつま先側とかかと側のはみ出している角度が同じ位、または2cm位のはみ出しであれば問題ありません。

2cm以上はみ出る場合は、カービング中にブーツが滑走面にあたる「ドラグ」が発生する恐れがあるので良く確認して下さい。

まあまあ
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活字にすると難しそうに感じますが、実際やってみるとセッティング自体は簡単にできますよ!

まとめ

本記事では、バインディングのセッティング方法ということで、スタンス幅や角度の目安から取付手順までを紹介しましたが、滑走スタイル別の推奨スタンス幅と角度は以下のとおりですのでぜひ参考にしてみて下さい。

・スタイル別のスタンス幅・角度(アングル)推奨(レギュラースタンスの場合)

スタイルスタンス幅角度・左足角度・右足
フリースタイル(初心者)肩幅or狭め15~21度3~9度
フリースタイル肩幅15~21度3~-6度
ジブ・グラトリ・パーク肩幅よりやや広め9~15度0~-12度
カービング肩幅よりやや狭め24~36度6~24度

バインディングのセッティング方法は一度覚えてしまえば簡単ですので、あなたの滑走スタイルにあったセッティングを見つけましょう!

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