こんにちは、まあまあです。
私は「読書」が趣味のひとつ。ビジネス書や自己啓発本は大人になってから読み始めましたが、「漫画」に関しては子供の頃からよく読んでいました。子供の頃はインターネットがなかったので、毎週発売されるジャンプやサンデーなどの週刊誌を買って読むことは楽しみのひとつでしたね。よく友達同士で回し読みしたものです。
私自身は野球経験者ですが、子供の頃からなぜかサッカー漫画を好んで読んでいました。「キャプテン翼」、「シュート」、「アオアシ」そして今回オススメする「Mr.CB(ミスターシービー)」になります。「キャプテン翼」のような非現実的なプレー連発でいわゆるTHE漫画もおもしろいですが、最近は、「GIANT KILLING」や「アオアシ」などのサッカー理論や戦術の内容が織り込まれたサッカー経験者が読んでもうなずけるサッカー漫画も多い印象ですね。その点では野球漫画は熱血・青春的なものが多く、理論的なジャンルが少ないのは個人的に残念ですね。
Mr.CB(ミスターシービー)とは
1~3巻まで無料で見れます(2/14まで)
国内最大のマンガ(電子書籍)販売サイト!今回オススメする「Mr.CB(ミスターシービー)」ですが、「U-31」や「GIANT KILLING」の原作を手がけた綱本将也先生による、センターバックが主人公のサッカー漫画で、2018年からヤングチャンピオン(秋田書店)で連載中です。
ちなみに漫画担当は、「=イッパツ」などを手がけた谷嶋イサオ先生となっています。
「Mr.CB」の最大の特徴とは何と言っても「センターバックが主人公」であることです。最近では、サイドバックの選手が主人公の「アオアシ」がありますが、単純にセンターバックが主人公の「Mr.CB」は他に類をみないサッカー漫画といえるのではないでしょうか。
舞台は、国内プロサッカーリーグ3部に所属する小さなクラブ。元サッカー日本代表の吉永が無名の高校生の千明にセンターバックの資質を感じ、契約更改の際に自身の無給を受け入れるかわりに千明を獲得するところから物語が始まります。
Mr.CB(ミスターシービー)のあらすじ
日本プロサッカーリーグ3部に所属する「東京ワンダーズ」は、毎年昇格を逃し低迷していた。その東京ワンダーズに鳴り物入りで入団し、チームの最も象徴的な選手である元日本代表でドイツ1部リーグでも活躍していたカリスマセンターバックの「カイザー・ヨシ」こと吉永衛は、低迷のため放置されたホームスタジアム建設予定地を訪れていた。
そこにもう一人いた先客が主人公である千明明。東京ワンダーズの熱狂的なファンで湾岸総合高校サッカー部所属の3年生。スタジアム建設予定地で千明の切り替えの早い立ち振る舞いに興味をもった吉永は千明の後を追います。電車の中でショルダーバックに刺繍された名前を確認しようと近づくと、電車の揺れで吉永と千明はぶつかってしまいます。
これまで数々の強者とボディコンタクトしてきた吉永でも「どういった選手かわからない」言わしめた千明。吉永は、契約更改の際に新しいGMの「0円掲示」を受け入れるかわりに千明の獲得をお願いします。
無名のセンターバック千明明が、カリスマセンターバック「カイザー・ヨシ」こと吉永衛のもとでチームの中心そして日本代表候補まで急速に成長していく物語となっています。
主人公の特徴
サッカー日本代表で活躍する、アーセナルの富安健洋選手や、ボルシアMGの板倉滉選手の様に、日本人センターバックの評価が世界的に上がっていますよね。昨今のセンターバックは、対人やヘディングの強さだけではなく、コーチング能力やポジショニングからビルドアップまで多様性が求められる重要なポジションです。
主人公、千明明の特徴的な能力と言えば「ボールへの反応速度の速さ」と「ミスを引きずらない切り替えの早さ」と言ったところでしょうか。吉永が千明と電車の中でぶつかって感じたボディコンタクト部分はどこへって感じはしますが。人気サッカー漫画アオアシの主人公、青井葦人で言えば「俯瞰」と「精神的なタフさ」ですかね。
あと、千明明の裏表のないポジティブな性格も大事な能力のひとつでしょう。不協和音のあったチームの一体感に大きく寄与することになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私自身、「キャプテン翼」に始まり数々のサッカー漫画を見てきましたが、「Mr.CB」の様にセンターバックが主人公のサッカー漫画は初めてでした。ディフェンスにスポットライトが当たる漫画があると言うことは、世のセンターバックをやっている人にとっても喜ばしいことではないでしょうか。サイドバックが主人公の人気サッカー漫画の「アオアシ」もおもしろいですが、この「Mr.CB」も負けず劣らずおもしろいので、サッカー好きや興味のある方にはぜひ読んでみて下さいね!
コメント