こんにちは。まあまあ(@maamaanikki)です。
「1日8,000歩」は、大学などの研究結果からも週1~2日歩いただけでも健康増進の効果を得られると言われています。では「1日8,000歩」の意識を日常生活に組み込んでみたらどうなるのか。40代男性の私が身をもって検証しまいたので参考にしてみて下さい。
結論から言いますと、1日8000歩は、生活・通勤スタイルや勤務内容によって多少の違いは生じますが、なかなか難しいです。しかしながら、「1日8000歩を歩く」意識や習慣化ができれば受けられる恩恵はかなり大きいものになりますので、私の検証結果を参考にしていただき、あなたの生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
まずは、1日8,000歩に必要な距離や時間などの目安について解説します。
1日8,000歩の目安
人の歩幅の目安は、普通に歩くと「身長×0.45」と言われています。私は身長178cmなので「178×0.45=80.1cm」1歩80cmほどです。8,000歩を普通に歩くと「8,000×80=640,000」6.4kmの距離を歩くことになります。
一方、要する時間は、普通に歩くと「1,000歩で約10分」と言われています。歩く速さは人それぞれなのであくまで目安数値となります。
「1日8,000歩」を達成するには距離にして約6km、時間にして80分要することになります。
1日8,000歩は簡単ではない
上述した「1日8,000歩の目安」のとおり、1日8,000歩を達成するには距離にして約6km、時間にして80分を要します。この数値だけみたら「1日8,000歩、歩こう」と思う方は少ないでしょう。
仮に「歩こう」と言う意識があっても、実際は、平日は仕事や家事で忙しく、せっかくの休日にまとめて歩くのは億劫になりますよね。結局は、「そこまでして1日8,000歩に意味があるのか」ってなってしまいますよね。
物理的・マインド的に「1日8,000歩」を達成することは簡単ではないことは頭に入れておきましょう。
車社会の地方都市は、何をするにも車移動。1日1,000歩も珍しくありませんよ。
それならば、1日8,000歩の難易度や効果・実感を身をもって体験してみるのが良いと思った次第です。それでは40台男性の1日8,000歩(3ヶ月間)の検証結果をご覧下さい。
1日8,000歩の検証結果
まずは、著者のステータスになります。
・40代男性
・地方都市在住・車社会
・仕事は内勤
・運動習慣有り
仕事は、車通勤で内勤なのでほぼ歩くことはないので、体力づくりのためにたまにランニングをしています。
検証に使用したもの
まずは、検証にはスマホアプリの「歩数計」を使用しました。シンプルで使いやすいのでオススメです。
歩数計 – 人気の歩数アプリでウォーキング。健康に1万歩計る
ITO Technologies, Inc.無料posted withアプリーチ
3ヶ月間の検証結果
それでは、「歩数計」アプリで見る3ヶ月間の検証実績になります。
運動稼働日数
運動稼働日数は、1日8,000歩を意識して「ウォーキング」「ランニング」をした日になります。
月 | 運動稼働日数 |
8月 | 20日 |
9月 | 10日 |
10月 | 15日 |
時間がある時は、ランニング。買い物など近所に用事があるときは、車を使わず「徒歩」を意識した結果、月の半分程度は稼働することができました。歩くことへの「意識づけ」と「きっかけ」が掛け合わせればおのずと稼働日は増えますね。
1日換算歩数、距離、時間
歩数、距離、稼働時間を1日換算したものになります。
月 | 歩数 | 距離 | 時間 |
8月 | 5,486歩 | 5.2km | 46分 |
9月 | 3,691歩 | 3.5km | 31分 |
10月 | 4,689歩 | 4.4km | 38分 |
3ヶ月間を1日換算にすると「4,622歩」。やはり厚生労働省が推奨する1日(換算)8,000歩のハードルは高いですね。次に大学の研究チームが発表した健康増進の基準になる週1~2日の「1日で8,000歩」も不達。残念なことに「1日8,000歩」を達成したのは3ヶ月間でたった「3日」のみでした。
ウォーキング(ランニング)した時はXでもポスト(@maamaanikki)していますが、歩数計アプリと照合してみると運動稼働時の歩数が、日常生活における歩数も含む1日の歩数になっています。私の場合は、車社会を体現した形で、歩数での日常生活と運動習慣の掛け合わせ効果は薄いと感じています。
体重推移
「1日8,000歩」の効果とまでは言い切れませんか、参考までに体重の推移を。
時期 | 体重 | 体脂肪率 | ウエスト |
2年前 | 78.2kg | 23.5% | 91cm |
7月30日時点 | 75.0kg | 20.0% | 87cm |
10月30日時点 | 73.5kg | 18.4% | 85.5cm |
これだけは運動習慣だけではなく+αでバランスのとれた食生活が必要不可欠ですね!
1日8,000歩の効果はあるとは思いますが、何より「健康」への意識が高くなったのが大きな要因ですかね。
検証結果まとめ
体力づくりのためにランニングする習慣があっても「1日8,000歩」は難しいという結果になりました。私の様に日常生活で歩くことが少ない人はどうしても「運動習慣」で補う形になってしまいますね。
その「運動習慣」も私の場合は、1回の運動時間が30分~40分で歩数では6,000歩程度が適切と感じています。これ以上は「健康的」ではなく「疲労感」や「痛み」などの不快なゾーンに入ってしまいます。無理をして1日でいっきに歩数を稼ぐのは得策ではなりませんね。
「1日8,000歩」は、自身の日常生活における歩数と、適度な運動習慣を上手に組み合わせることが非常に大事ですね。
数値的な「1日8,000歩」の達成は難しいことはわかりましたが、歩くこと・走ることで感じたことを次に紹介していきますね。
1日8,000歩のメリット
まずは、メリットから。
自己肯定感があがる
40代で言ったらこの部分はとても大きいと思います。40代でも「これだけ走れる」「体が引き締まってきた」それだけの小さな目標の達成でも大きな自信になります。また、運動の継続は、脳の活性化や自己肯定感や自尊心が高まることが研究によって示されています。
頭の中にモヤがかかった状態でもランニング(ウォーキング)して一汗かくと疲労よりも脳内がスッキリして心地よい気分になり、謎のやる気がでます。
有酸素運動に向いている時間帯は、朝と夕方から夜とされていますが、自己肯定感があがる部分で言えば、日が差している時間帯の朝や昼がオススメで仕事等の作業のパフォーマンスが上がります。
健康維持になる
冒頭でもお話ししたとおり、1日8,000歩を週1~2日入れるだけで健康増進の効果があるとの大学の研究結果もありますので信憑性は高いと思います。
しかしながら、こればかりは日常生活と密接な関係があるので、規則正しい生活とバランスのとれた食生活がセットですね。適度な運動が習慣化されることによって日常生活にも気を配るようになります。
歩くことで「歩数計」などのスマホアプリで、運動記録や消費カロリーが可視化されるので健康脳みたいなものが形成されて自然と「健康への意識付け」が高くなります。
音楽鑑賞、読書がながらでできる
有酸素運動の効果的な運動時間は30分以上が目安とされています。その時間をイヤホンもせず視覚・嗅覚・聴覚で季節を感じながら歩くものありですし、その日の気分で聞きたい音楽でリフレッシュしたり、ビジネス本や自己啓発本などの耳で聞く読書で学習も「ながら」でできますので時間の有効活用になりますよ。
1日8,000歩のデメリット
1日8,000歩のデメリットはなんと言っても「継続すること」が難しいではないでしょうか。継続できている前提であればデメリットはこの程度です。
基本外なので天候に左右される
基本的に屋外で行うものなので、天候に左右されます。雨、風、雪そして気温は程度によっては活動ができない場合があります。
無理すると逆効果
「1日8,000歩」にとらわれて無理をして調子を崩したら元も子もありません。気持ち良くできる範囲で行う様に心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
運動習慣があっても1日8,000歩は難しいという結果になりました。しかしながら「1日8,000歩」は目安として適度な運動習慣を持つことによって得られるモノは大きいのではないでしょうか。「体力や健康」や「自己肯定感」など目に見えにくいものも多いので伝わりにくいですが、やってみるとその効果に驚くはずです。
「1日8,000歩」に縛られると良くない使命感で無意識に無理をしてしまう場合があるので、日常生活の中での「歩く」習慣と適度な運動習慣の中での「歩く・走る」を上手に掛け合わせてみて下さい。
私の場合は、「無駄の排除」を目的とする一環として「運動習慣」を始めましたが、自己肯定感は上がり本業や副業、そして趣味にいたるまで好影響を与えてくれますし、日々の何気ない風景や四季の移り変わりの変化を感じることで感性が磨かれている様に感じています。時にはイヤフォンをして好きな音楽を聴いてリラックスしたり、勉強のために経済のニュースを聴いたりして時間の有効活用にもなっていると思います。
これは余談になりますが、身体的には、体重、体脂肪率、腹囲、中性脂肪値等の脂質代謝の数値は下がりましたよ。
皆さんも、「1日8,000歩」を目安にして、自分なりの目標や目的をもって自分なりの「運動習慣」を身につけることで、自分なりの心と体の健康を手に入れて下さい。最後までご覧いただきありがとうございました。
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